テヤンの肌襦袢1 その17

テヤンの肌襦袢(はだじゅばん)を作りました。

肌襦袢とは、和服を着るときの下着です。
型紙も自分で作りました。

作業記録の画像があるので、記事にしてお伝えしています。
長いので、複数回に分けています。

前回はこちら
テヤンの肌襦袢1 その16

衿用に裁断した布を、アイロンで外表の縦二つ折りにします。

縫いしろ部分を内側に折って、アイロンをあてます。

身頃の表を見ながら、衿を中表にして、裾から合わせていきます。

衿を縫い付けます。

下前身頃の裾から、後ろ中心側の衿まで縫っていきます。
縫いはじめは、玉止めが縫いしろに重なるのを防ぐためと補強を兼ねて、ひと針返し縫いにします。

前端から衿に向かう角をつぶさないように針をいれます。
裏から見るとこんな感じです。

表側は、こうです。

衿の外側のコーナーがつれないように、端側の布に余裕を持たせて縫い付けていきます。

途中、コーナーの手前辺りから、縫う位置が線の身頃側にズレていたことに気付きました。
本来は、縫いしろ寄りを縫うつもりでいました。
ほどいてやり直します。

針跡で折り目が分かりづらくなりました。
時々定規で幅を確認しながら縫います。

4.5mmより狭くならないように、5mmを超えないようにします。

後ろの衿はカーブがきついので、待ち針で細かく合わせます。

後ろ中心まで縫いました。

裏側から見てカーブがきれいに出ているか確認します。

表側から見た衿の縫いしろは、カーブの内側になったため、波打っています。

続きます

型紙づくりは我流でしたが、縫う手順はこの本の「男物肌じゅばん」「女物肌じゅばん」を参考にしています。

(‎文化出版局 新きもの作り方全書)

あともう少しで完成です。