テヤンの肌襦袢(はだじゅばん)を作りました。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/12/2023120904_02.jpg)
肌襦袢とは、和服を着るときの下着です。
型紙も自分で作りました。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/07/2023052804_01.jpg)
作業記録の画像があるので、記事にしてお伝えしています。
長いので、複数回に分けています。
前回はこちら
テヤンの肌襦袢1 その16
衿用に裁断した布を、アイロンで外表の縦二つ折りにします。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/12/2023050601_01-rotated.jpg)
縫いしろ部分を内側に折って、アイロンをあてます。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/12/2023050602_01-rotated.jpg)
身頃の表を見ながら、衿を中表にして、裾から合わせていきます。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/12/2023050801_01.jpg)
衿を縫い付けます。
下前身頃の裾から、後ろ中心側の衿まで縫っていきます。
縫いはじめは、玉止めが縫いしろに重なるのを防ぐためと補強を兼ねて、ひと針返し縫いにします。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/12/2023050901_01.jpg)
前端から衿に向かう角をつぶさないように針をいれます。
裏から見るとこんな感じです。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/12/2023051001_01.jpg)
表側は、こうです。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/12/2023051002_01.jpg)
衿の外側のコーナーがつれないように、端側の布に余裕を持たせて縫い付けていきます。
途中、コーナーの手前辺りから、縫う位置が線の身頃側にズレていたことに気付きました。
本来は、縫いしろ寄りを縫うつもりでいました。
ほどいてやり直します。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/12/2023051101_01.jpg)
針跡で折り目が分かりづらくなりました。
時々定規で幅を確認しながら縫います。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/12/2023051201_01.jpg)
4.5mmより狭くならないように、5mmを超えないようにします。
後ろの衿はカーブがきついので、待ち針で細かく合わせます。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/12/2023051301_01.jpg)
後ろ中心まで縫いました。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/12/2023051302_01.jpg)
裏側から見てカーブがきれいに出ているか確認します。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/12/2023051303_01.jpg)
表側から見た衿の縫いしろは、カーブの内側になったため、波打っています。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/12/2023051304_01.jpg)
続きます
型紙づくりは我流でしたが、縫う手順はこの本の「男物肌じゅばん」「女物肌じゅばん」を参考にしています。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/07/2023043001_01-749x1024.jpg)
あともう少しで完成です。