テヤンのステテコを作りました。

現在、テヤンの和装作りに取り組んでいます。
ステテコ作りはその一環です。
型紙も我流で作りました。
作業記録の画像があるので、記事にしてお伝えしています。
長いので、複数回に分けています。
前回はこちら
テヤンのステテコ1 その20
布を中表に合わせます。

後ろ股ぐりを縫います。
待ち針で2枚の布をとめます。

出来るだけ布を少なくすくいます。
裏から見ると、こんな感じです。

縫い糸はクロバーのカタン糸の白、縫い針はみすや針のきぬを使います。
テヤンの肌襦袢1を縫った時と同じものです。

上端の縫いしろ部分から股へと縫います。
縫いはじめは返し縫いにします。
ここは折り返して紐を通す部分なので、布1枚の厚み分だけ縫いしろ側へはみ出して縫って、余裕を作ります。

向きを変えて、ちくちく縫っていきます。

ちっちゃいから、縫い終わりまでがあっという間です。

印まで縫ったら返し縫いをして、玉止めします。

余分な糸は3mm残して切っておきます。

縫っている間はダイソーのメガネ型ルーペを使っています。

拡大率は約1.3倍です。
よく見えます。
「いやぁ、ありがたい。」です。
前側の股ぐりを縫います。
待ち針を打ちます。

できるだけ、線に対して直角になるように打ちます。
布は少しだけすくいます。

裏から見ると、こんな感じです。

前の股ぐりは、紐通し穴を作るため、縫うのは2か所あります。
まず、上端を縫います。
縫いはじめも縫い終わりも返し縫いをします。
玉止めを端にすると、そこに力がかかって布を貫通したり、いちばん弱い部分である縫いしろを破壊する心配があり、それを避けるためです。
縫いしろの、印から少し控えたところに針を入れます。

ひと針返し縫いをして、

印どおりに縫って、

折り返しの線をまたいだら、

ひと針返し縫いをして、少し控えたところで玉どめします。

続きます
