テヤンのステテコを作りました。
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現在、テヤンの和装作りに取り組んでいます。
ステテコ作りはその一環です。
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型紙も我流で作りました。
作業記録の画像があるので、記事にしてお伝えしています。
長いので、複数回に分けています。
今回は、立体裁断の続きからです。
前回はこちら
テヤンのステテコ1 その5
股下の縫い合わせの線を、裾から膝上までは前後同じ位置でよさそうだとしました。
ここから上は、同じ線では無理そうです。
股の中央までのそれぞれの線を決めて、その間にマチをつけることになります。
後ろ側の印をつけます。
股の中央に向かって緩やかなカーブを描くようにつけます。
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前も、上下の糸印の間を繋がりよくつけます。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2024/01/2023070102_01.jpg)
股ぐりの位置が、テヤンがあぐらをかくときでも問題ないか確かめます。
後ろは白いしつけ糸のところまででも十分なようです。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2024/01/2023070103_01.jpg)
前は、青いしつけ糸のところまでとして、これで試作してみます。
テヤンから布をはずします。
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あらためて、ピンクの糸で輪郭を取ります。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2024/01/2023070105_01-890x1024.jpg)
前の股ぐりは、やや浅くゆるやかに修正しました。
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試作用の型紙を作っていきます。
カッターマットは、見やすいように濃い色の面を使います。
型紙用の紙は、いつもどおり、自分服作りの残りの切れっぱしです。
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布にしつけ糸でつけてあった脇の縦の線と、上下の布端に、カッターマットと紙の方眼を合わせます。
うっすらと透けて見えるピンクの輪郭線を、紙の上からシャープペンシルでなぞっていきます。
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反対側も同様に線を引きます。
例によってカッターマットごと回して向きを変えての作業です。
とてもやりやすいです。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2024/01/2023070401_01.jpg)
直線は定規を使います。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2024/01/2023070501_01.jpg)
写し終わりました。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2024/01/2023070502_01.jpg)
写した輪郭が、縫い線になります。
定規を使って、5mmの縫いしろ線を引いていきます。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2024/01/2023070601_01.jpg)
この作業をしながら、
「縫いどまり(マチのはじまり)はどこまでにするのがいいのかな」
と考えました。
しつけ糸で印を付けたときには決めていたのですが、それでいいのか迷いました。
このあとの試作では、縫い合わせてからテヤンにはかせて長さや太さが様々なポーズに適切に対応するかを確かめ、修正しようと思っています。
そうして、必要なマチの形・大きさを探るつもりでした。
「取り合えず決めた場所まで縫って、長すぎならほどくか…?」
「その段階まで進めば、マチを付ける付近の布を大きめに切っておきさえすれば、ボディに合わせて位置を探って、マチなしの型紙を作れるんじゃないかな…?」
そう期待しながらも、「マチの縫いしろは割るか?片側に倒すか?袋縫いにするか?」を考えました。
そうしたら、テヤンにマチ付きではかせるデメリットに気づきました。
「マチの縫いしろが脚の付け根に挟まるかもしれない」
ダイヤ型のマチを股の中央に付けると、股の縫いしろが二列になります。
座らせたり立たせたりする動きで、縫いしろが脚の付け根のすき間に入り込む心配をしました。
「…できればマチ付きはやめときたい。縫いしろは中央一列がいい。」
今回は、マチ無しの型紙を模索することにしました。
まずは予定通りに、縫いしろ線を引き終えます。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2024/01/2023070801_01.jpg)
紙を縫いしろ線で切り抜きます。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2024/01/2023070901_01.jpg)
直線は直尺とカッターを使い、曲線はハサミで切りました。
脇の点と、あらかじめ決めてあった「ここまでは縫い合わせても良い(=どんなポーズのときでも無理な力がかからない)」位置の印を写します。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2024/01/2023071001_01.jpg)
印をつけたところにカッターで切り込みを入れます。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2024/01/2023071101_01.jpg)
全ての印に切り込みを入れ、紙に写す作業が終わりました。
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続きます