テヤンのステテコ1 その3

テヤンのステテコを作りました。

型紙も我流で作りました。
作業記録の画像があるので、記事にしてお伝えしています。
長いので、複数回に分けています。

前回はこちら
テヤンのステテコ1 その2

前後の股上の上端が水平を保つように気を付けて作業をしてきましたが、長さは足りているかな?腰を曲げてもおしりが出ないかな?と気になります。
確かめるために、テヤンに脚を投げ出して座ってもらいました。

「…これは…。」

後ろ股上の丈が、足りていません。

長座でもテヤンはかっこいいですが、
ステテコが半ケツなのはいけません。

布の長さを変えて、やり直します。

ひとまわり大きい布を用意します。

元の長さは12cmでしたが、今度は15cmにしてみます。
幅は広すぎると作業しづらいと考えたので、元の10cmに対して、10cm余りとします。
ほんの少しだけ広くしました。

粗く切り出した後、縦横がまっすぐになるように整えます。

縦の中央にしつけ糸で印をつけます。
後で見分けがつくように、しつけ糸の色は変えます。

準備ができました。

布の上端が、前・横・後ろのどこから見ても長さの足りている位置で、中心線を脚の真横に合わせて、待ち針でとめます。

前を確認します。

後ろも確認します。

今度は半ケツにならないように、可動域を意識しながら作業を続けます。

ここでテヤンにドールスタンドで立ってもらいます。

正面から見て、脚の最も外に張り出したところを待ち針でとめます。

「(テヤンを)倒さないように、倒さないように…。」
そろそろと向きを変えます。

テヤンにポーズを取らせるときや、カメラを構えて角度を模索しながらシャッターボタンを押そうとするとき、特に思うようにいかないときほど、無意識に息をとめてしまいます。
苦しくてたまらなくなってから息をしていなかったことに気付いて呼吸を再開します。
「息とめて、それでうまくできるんならそれでもいいけどね~。」
とめてもとめなくても、何年たっても一向にうまくなりません。

布が垂直に落ちているかどうかを確かめながら作業をしたかったのでテヤンを立たせましたが、ドールスタンドを使っても裸足だと重心が不安定で、姿勢がちょっと変です。

なんとかしてびしっとかっこよくポーズを決めるテヤンを見えない位置から支えたいものです。
テヤンを傷つけずに固定するために役に立ちそうなものを買い求めたりもしているのですが、どれも帯に短したすきに長し、何より私にセンスがないので、成功していません。

確認して目的を果たせたので、またテヤンに横になってもらいます。

いろんな恰好をしてくれるテヤンがかわいいです。

脚の最も外に張り出したところを上にして、布を垂直に下げ、股下までの幅がどのくらい必要なのかを見ます。

後ろは、ぎりぎりです。

前は、画像では分かりにくいですが、2.5mmくらい余りそうです。

続きます