ミニチュアのかごを作れるようになりたくて、籐細工を学ぶために、デアゴスティーニ・ジャパンの「隔週刊 籐でつくる小物とバッグ」を定期購読しました。
第2号のかんたんプロジェクト「花びら止めのボウル」を作ったときの画像があるので、記事にしてお伝えしています。
前回はこちら
籐細工 花びら止めのボウル その1
お水を張った洗面器に籐を入れます。
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籐を柔らかくして、曲がりぐせを取るためです。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/05/2019050301_01.jpg)
充分に水を吸ったら、取り出して、きれいなタオルで表面の水を拭き取ります。
指定の長さにカットして、シャープペンシルで印をつけます。
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公式サイトの動画で、手順を確認し、籐を編む動作を見ます。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/05/2019050307_01.jpg)
記事を書くにあたり確認したところ、今はもう、公式サイトとこの動画はいずれも見られなくなっていました。
調べたら、このシリーズの最終回の第75号は2020年3月24日発売でした。
もう3年以上経っています。
たまりにたまったレッスンは今後、動画なしで、マガジンだけを頼りにやっていくことになります。
動画は分かりやすくて良かったので、残念です。
買ったからと安心していたけれど、長く放置するとこんなこともあるんだなぁと思いました。
マガジンと材料が手元に残るだけでも、充分ありがたいことではあります。
編む作業は、「根締め」からです。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/05/2019050308_01.jpg)
「渦巻き編み」に続けて、直径12cmになるまで「素編み」をしたら、たて芯を立ち上げます。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/05/2019050311_01.jpg)
下ぶくれになるように気をつけながら、素編みを続け、5cmの高さまで編みます。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/05/2019051201_01.jpg)
縁の始末の第一段階、「2本縄編み」で、素編み部分のゆるみを防ぎます。
たて芯をカットします。
ナナメにハサミで切りました。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/05/2019051205_01-790x1024.jpg)
切り落としたものをプラス芯として、たて芯の右側に差し込みます。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/05/2019051207_01-831x1024.jpg)
仕上げに「ひとつ飛び花びら止め」をしたら完成です。
付録のビーズを使って、「アレンジ作品の仕上げ」にチャレンジしてみます。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/05/2019051208_01-975x1024.jpg)
左のたて芯にビーズを1つ通して、たて芯とプラス芯を2本一緒に曲げてハサミでカットします。
右のたて芯の前を通って、2つ目のたて芯の左側に挿します。
たて芯を挿し込むすき間は、目打ちでつくります。
付録の目打ちが使いやすくて便利です。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/05/2019051211_01-804x1024.jpg)
同じ作業を繰り返して、完成です。
「花びら止めのボウル」のアレンジ、「ビーズつきのボウル」です。
![](https://roses-andpineapples.com/wp-content/uploads/2023/05/2019051216_02.jpg)
作り始めはどきどきでしたが、心配していたほど難しいことはありませんでした。
ちゃんと形になり、嬉しいです。
このボウルですが、デザインを最初に画像で見たときには、「作り方を覚えられるからいいけど…」完成させたとしても、自分が使うことまでは想像ができませんでした。
好むデザインとはちょっと離れていたためです。作ったあとは、しまい込むのだろうと考えていました。
いざ完成して、しばらく棚に置いていたら、いつの間にか、ちいさなお菓子を入れていました。
職場でもらって持ち帰った、すぐには食べない個包装のクッキーやチョコレートなどを、バッグから取り出したあとに「とりあえず」入れたものです。
普段は籐に隠れて見えず、少し後になって「そういえば」と上から覗くと「おっ、いいものがあった」となるので、重宝しています。
そして、このボウルを見るたびに、テヤンと撮影した画像を思い出します。それも楽しく、作って良かったなぁと感じながら使っています。
ご覧いただき、ありがとうございました。