リカちゃんの浴衣を、作りました。
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完成品を「浴衣1」「浴衣2」と呼んで区別しています。
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途中でなんども間違えたり、失敗もしましたが、やり直したりして、最後まで続けました。
作業記録の画像があるので、記事にしてお伝えしています。
長いので、複数回に分けています。
前回はこちら
リカちゃん用 浴衣1と2 その4
おくみと前身頃の間の縫い目に、アイロンをかけて、縫いしろをおくみ側に倒して、またアイロンをかけます。
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待ち針の色を、2着を見分ける印代わりにしています。
水色の待ち針を打っている方が完成品の「1」、黄色の待ち針が「2」になります。
裁断した袖のパーツ4枚を、2着分の身頃に当てて柄の出方を見ます。
入れ替えたり、裏返したりして、組み合わせを決めました。
柄合わせの最後に残していた衿を、裁断します。
「なんとなくだけど、これでどうだろう…」という自信のなさとともに、2着分の柄の配置が同じにならないように場所を決めました。
裁断用の印を付け、扱いやすいように大きめに切り出します。
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衿をぬいしろ込みで裁断する線に、ピケを塗ります。
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ピケが乾いてから、衿を裁断しました。
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柄合わせの参考にしていたこの本を、読み直します。
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(株式会社ナツメ社 DVD付き いちばんやさしい和裁の基本)
付録のDVDも、柄合わせのところを見直します。
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組み合わせが決まった2着分の身頃と袖に、二つ折りにした衿2枚を、入れ替えたり裏返したりしながら当ててみて、どちらにどのように合わせるかを決めました。
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ようやく、全ての柄合わせが終わりました。やれやれです。
ここまでずっと、柄合わせでは「分からない」の連続でした。
完成した今、振り返ると、理由は大きく分けて二つありました。
一つは、和服の柄合わせの知識が皆無だったこと。
そして、そうでありながら、正解に近いものを作りたかったことでした。
これは本でお勉強して、補うことができました。
もう一つは、縫いしろ分を無視したイメージが出来なかったこと。
このあと、縫い進めて縫いしろの部分が見えなくなるのですが、その前段階の、裁断中の私には、仕上がりが明確にイメージできませんでした。
そのため、「たぶんこれで、悪くはないと思う…わかんないけど」という自信の無さが付きまとっていました。
もやもやとした不安に付き合いながら、「わからない。けど、やらなきゃ前に進まないし、経験も得られない。」と、作業を続けていました。
こういうことを、頭のなかだけで解決できたら、考えただけで分かることができたら、どんなにいいだろうと思うのですが、私は経験して気づくことが多いので、回り道覚悟で行くしかありません。
本当はせっかちな性格なのですが、仕方なしです。
「これもきっと、何着も作っていくうちに、慣れて分かるようになるはずだ。だから最初の2着は、最良でなくてもよし。だいいち、何が最良なのかが今はわからん。完成させて、それが次の参考になれば上出来」と心の中で自分に説きつつ、やっていました。
接着芯を17×1cmに切って、衿の裏に貼ります。
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衿の中心線と縫いしろを、アイロンで折ります。
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続きます。
型紙はこの本のものを使っています。
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この後も、本の解説に従い作業をしていくのですが、それでも何か所も間違えてはやり直しをしています。そのたびにへこんでいました。
でも、テヤンに完成品を持たせて撮ったこの画像をみると、「作って良かった」「最後まで続けて良かった」と思います。
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