テヤンの肌襦袢1 その7

テヤンの肌襦袢(はだじゅばん)を作りました。

肌襦袢とは、和服を着るときの下着です。

型紙は自分で作りました。

作業記録の画像があるので、記事にしてお伝えしています。
長いので、複数回に分けています。

前回はこちら
テヤンの肌襦袢1 その6

今回の「現在地」は、「本番用の生地を使って、試作した型紙どおりに縫った場合、実際にテヤンに着せたらどんな感じなのか」を確かめようとしているところです。

修正すべき点があればそれを洗い出して、改善して型紙を完成させるための作業です。

裁断した生地に縫ったピケが乾いたので、各パーツを外表で縫い合わせます。

まず、前後身頃の肩をはぎ合わせます。
縫い始めと縫い終わりに待ち針を打ちます。

待ち針を打つときは、「縫い線に対して斜め」だったり「布をすくう分量が多い」と「布がずれやすくなり」、「縫い線に垂直で布をすくう分量が少ない」と「布がずれにくく」なる、ということを、リカちゃんの浴衣を縫うときに参考にしたこの本で学びました。

(ナツメ社 DVD付き いちばんやさしい和裁の基本)

そうとは知らず、かれこれ何十年もの間、ずっと逆のことをしていました。

待ち針を、線に垂直に打ってはいましたが、多めに(長めに)すくっていました。
その方が、安定させる範囲が大きくなるので良いと考えていたのです。
でも、実際に本のとおりにやってみると、ちいさなお人形の服作りでも、自分の服作りでも、確かにズレが少ないと感じます。

知ることができてよかったです。

肩を縫います。

針は、薄い生地に合わせて「きぬ」、糸は、針穴に合わせてクロバーカタン糸を使います。

縫い目は粗くします。3mm弱くらいです。
印から印までを縫います。

両肩を縫い終わりました。

いつもの縫い物なら、ここでアイロンを縫い目にあてたり、縫いしろを倒したりするのですが、今回それはなしです。
サイズ確認のために縫っているので、後でほどいて、縫う位置を変えて縫いなおしたりする前提なので、仕上げに必要な作業は入れません。

背中心を外表で縫っていきます。

印を合わせて、待ち針を打ちます。
出来るだけ少なく布をすくいます。

背中心を縫い終わりました。

針が裏側までまっすぐ刺せているか心配で、裏をみたり表を見たりしながら縫ったら、ためらいが見え隠れする縫い目になってしまいました。
よろよろしています。

ここもアイロン掛けはしません。
縫いしろは割って、指先で押さえておきます。

脇を縫います。
印どおりに合わせて、待ち針を打ちます。

裁ち端に縫ったピケは、乾くと布ごと縮むのですが、ピケを上手に等分量に塗れなかったことで、縫いしろの外端では前後のサイズに差が出てしまいました。
引っ張りながら縫い合わせました。

脇は、4cm開けてみます。
縫いどまりには色違いの待ち針を打ちました。

左右を縫い終わりました。
端の縮みのせいで、本体部分がふっくらして見えます。
脇も、アイロン掛けはしません。

続きます

型紙づくりは我流ですが、縫い方はこの本の「男物肌じゅばん」「女物肌じゅばん」を参考にしています。

(文化出版局 新きもの作り方全書)