テヤンのステテコを作りました。
現在、テヤンの和装作りに取り組んでいます。
ステテコ作りはその一環です。
型紙も我流で作りました。
作業記録の画像があるので、記事にしてお伝えしています。
長いので、複数回に分けています。
前回はこちら
テヤンのステテコ1 その22
上端の縫いしろを折って、待ち針でとめます。
縫う位置は、上から3mmのところです。
定規で測って、ところどころにヘラで印をつけます。
目測で3mmを保って縫うのは難しいので、印を頼りにします。
後ろ中心の、いちばん背中側の布に針を入れます。
玉止めが1か所に集中しないように、後ろ股ぐりの縫いはじめとは逆の位置に刺します。
表になる方を見ながら縫います。
股ぐりの縫い合わせをまたぐところでは返し縫いをします。
ちくちく縫って、前の中心まできました。
ヘラで付けた点の印は、線で描いたものを頼りにするよりも縫いやすかったです。
私の場合はですが、線だと、ひと針ひと針が線の真ん中になるように気を使って、針の進みがのろいです。
点だと、もう少し気楽に進むことができると分かりました。
左右をまたぐところで、ひと針返し縫いをします。
さらにちくちくと縫い進めて、終わり近くになって、縫いはじめの糸がたるんでいたことに気付きました。
「ああ…やってしまった…。」
糸を少しずつ送って直そうとしましたが、前中心で糸を割って縫っていたためそこで固定されていて、できません。
「さて、どうするか。」
ほどいて縫いなおすのは最終手段に取っておいて、その前に出来ることがないか、前中心まで送った糸を見つめながら考えました。
縫いはじめの返し縫いの位置まで、糸を引っ張って戻します。
毛抜きで玉どめを引っ張り出します。
この画像は、様子がよくわかるようにと元の画像をトリミングしたものなのですが、ボケていて引っ張り出した玉止めが分かりづらいですね。
撮影するときに、毛抜きのフラミンゴ全体を入れることに注力しすぎて、焦点を合わせるのを忘れていたのかもしれません。
縫い終わり近くまで来て休めていた針で、引き続き終わりまで縫います。
ひと針返し縫いをします。
縫いはじめた位置に近いところに針を刺して、
糸を引いたら、
縫いはじめと終わりとの両端を結び合わせます。
糸を長めに切って、
「これでよし、事なきを得た」ということにします。
それにしても、「よくもまあ次から次へとやらかすものだ」と思います。
縫い目の両面にアイロンをあてます。
あとで紐(レース糸)を通すときに使う針が、ちゃんと一周通るか、確かめておきます。
糸通し口から針を入れて、一周します。
無事に一周できました。
「よかったよかった。」
縫いしろを縫いとめておいたことで、通しやすかったです。
思い付きでかけたひと手間でしたが、今後もそうしようと思いました。
続きます