テヤンのステテコを作りました。
現在、テヤンの和装作りに取り組んでいます。
ステテコ作りはその一環です。
型紙も我流で作りました。
作業記録の画像があるので、記事にしてお伝えしています。
長いので、複数回に分けています。
前回はこちら
テヤンのステテコ1 その24
完成までは、あともう少しです。
脚の前後を縫い合わせる続きです。
片方の脚の裾から始めて、股の真下まで来ました。
ここは布の角が4つ集まり、縫い目同士が十文字のようになる箇所です。
補強のために、ぐるりと一周糸を渡します。
まずは、もう片側の脚の方へ針を出します。
向きを変えて撮るとこういう感じです。
脚の内側で合わせている箇所の反対側に針を出します。
ひっくり返して撮るとこういう感じです。
もう片方の脚の方へ針を出します。
左右の脚をひろげて見るとこういう状態です。
縫い終わった側に戻って来ました。
返し縫いの糸を割らないように気を付けて、脚の内側で合わせている箇所の反対側に針を出します。
ひっくり返すとこうです。
ふたたび、もう片方の脚側に針を出します。
これで一周ぐるっと糸が回りました。
続けて反対側の脚の内側を、裾まで縫っていきます。
少しだけ進んだところに針を入れます。
ひっくり返して、ひと針返し縫いをします。
続けて裾までちくちくと縫っていきます。
細かく打っておいた待ち針により、縫い針の針先を刺す位置に迷うことなく縫えます。
前回にも書きましたが、待ち針の数が多い様子が異様に映るので、ブログに画像を載せることに気が引けていました。
でも、縫い手としては良いガイドになってくれて、頼もしいです。
自分服を縫うときもこれくらいの間隔で待ち針を打てば縫いやすいな…とまで思いました。
この当時は自分のブラウスやスカート、ワンピースやジャケットも手縫いで作っていたのですが、待ち針はいつも5cmくらいの間隔で打っていて、ときどき布の向こうを確かめつつ縫っていました。
そのことが、なんとなくやりづらさを覚える原因になっていたと気づきました。
テヤンの服ほどにはしないまでも、もう少し間隔を詰めてみようかと思ったのでした。
裾の縫い終わりは、反対側の裾の縫いはじめと同様に返し縫いをします。
撮影のピントが合っていませんでした。分かりづらいですね。
玉止めをして、糸を切ります。
続きます