テヤンのステテコを作りました。
現在、テヤンの和装作りに取り組んでいます。
ステテコ作りはその一環です。
型紙も我流で作りました。
作業記録の画像があるので、記事にしてお伝えしています。
長いので、複数回に分けています。
前回はこちら
テヤンのステテコ1 その21
紐通し穴の下から股の中心までを縫います。
ヘラの印がよく出て見やすい側を見ながら縫います。
縫いはじめは返し縫いをします。
ひと針分戻ったところに針を刺して、
股の中心ギリギリに迫ったところから針を出します。
ちくちく縫います。
こんな感じです。
反対側はこんな感じです。
メガネ型ルーペを使って縫うことに、慣れてきました。
使い始めたばかりの頃は、いちいち掛けたり外したりしなければならないことがとても煩わしく思えました。
それと、掛ける前後で全く違う見え方になることが「耐えなければいけない」と感じるほど辛かったです。
でも、何度も使ううちに、それが当たり前と受け入れられるようになりました。
今、使っていていちばんに思うのは「良く見えて、ラク」、「ありがたい」です。
縫うのは、紐通し穴を残したところまでです。
紐には、レース糸を使う予定です。
その糸は針を使って一周通します。
紐通し穴の幅は、その針が通れる幅にします。
少し余裕を持たせたところで返し縫いをして、玉止めします。
アイロンをあてます。
前後が分かるようにとアイロンチャコペンで描いてあった、F(前側を示すフロント)のマークが消えますが、紐通し穴の有無で見分けられるようになったので、もう消えても大丈夫です。
表と裏、両面にあてて、縫い目を落ち着かせて、
縫いしろを割ります。
後ろ側と、
前側、
両方の縫いしろをそれぞれアイロンで割って押さえます。
上端を折り返して縫います。
その前の始末として、後ろ中心の縫い合わせ部分の縫いしろを、本体に縫いとめます。
紐を通しやすくするのと、背中側をしっかりとさせて着くずれ防止に役立たせることが目的です。
玉止めが紐通し面に出ないよう、縫いしろの本体側から針を刺します。
縫い終わりの玉どめも、同様に。
こんな感じで、縫いしろと本体の間に玉止めがあります。
本体側には縫い糸が2回渡っています。
中心を挟んだ反対側も同様に縫いとめました。
テヤンのサイズだと、たかが玉止め2つ×2か所であっても、かなりごろごろします。
でもそのゴロゴロが、ちょうどいい着崩れストッパーになってくれることを期待します。
前側も紐を通しやすくするために、紐通し穴の左右2か所を縫いとめました。
続きます