テヤンのステテコを作りました。
現在、テヤンの和装作りに取り組んでいます。
ステテコ作りはその一環です。
型紙も我流で作りました。
作業記録の画像があるので、記事にしてお伝えしています。
長いので、複数回に分けています。
前回はこちら
テヤンのステテコ1 その13
型紙作成のためのパーツの、形(=縫い合わせ位置)の修正を続けています。
テヤンのとんでもない体勢も続きます。
布を待ち針でふんどしに留めなおし、前側の股下部分の布を寄せます。
使っているのはパジコの「ステンレス細工棒」です。
粘土細工用の道具ですが、先が細いながらも丸みもあり、布に穴を開ける心配がなく、丁度いいと思って使いました。
四つ辻の真ん中を決めるように針をさします。
糸端の玉止めで引っ張るように後ろ側へ糸を引くと、自然に左右の布がいいかんじで閉じてくれました。
ここを縫い合わせていきます。
前またぐりの下部分を縫い終わりました。
やはり、先にアイロンチャコペンで引いた白い線とは、全然位置取りが違います。
ももの内側を縫い合わせます。
前側の縫い代だった部分いっぱいまで、布が必要なことが分かります。
これは予想外でした。
そればかりか、途中で前側の布幅が足りなくなりました。
ふくらはぎ側から見上げると、修正の余地がありそうです。
脚の縫い目を半分ほどきます。
上下をぴんと張って前側の端にできた直線に、後ろ側を沿わせていくようにしてみます。
前側の縫い代を糸で押さえて、
「合わせるとしたら、この辺かしら」というラインで、後ろ側の縫い代も糸で押さえます。
向きを変えて様子を見ましたが、ももの内側の縫い合わせに必要な幅は確保できたようです。
なんとなく覚えていた違和感もなくなりました。
これで型紙を作ってみることにします。
パーツを縫い合わせていた糸をほどきます。
「おっとその前に、」
後ろの股ぐりで修正した箇所の糸がそのままになっていました。
修正前の糸を、ほどきます。
ほどくのは青い方です。ピンクが修正した縫い目です。
抜きました。
パーツをばらして、型紙に写す作業に入ります。
続きます