テヤンのステテコ1 その10

テヤンのステテコを作りました。

現在、テヤンの和装作りに取り組んでいます。
ステテコ作りはその一環です。

型紙も我流で作りました。

作業記録の画像があるので、記事にしてお伝えしています。
長いので、複数回に分けています。

前回はこちら
テヤンのステテコ1 その9

引き続き、テヤンにいろいろな姿勢を取ってもらい、股の中央周辺の縫い合わせの位置をさぐっていきます。

和服では、ほぼありえないポーズですが、一応、開脚もしてもらいます。

後ろ中心の下の方の縫い目が、股の中央に向かって「縫い過ぎ」になっていないかを見ます。

上手く撮影できず画像ではわかりにくいですが、少しツレています。
縫い目が2針ぶん多いようです。

調整します。
縫い止まりの玉どめ部分を引き出して、

玉止めを切り、2針ほどいて、玉結びを作り直しました。

糸を引きすぎて、ちょっとギャザーが寄ってしまいましたが、このままにして先へ進みます。
今後このような作業では、縫い止まりは玉止めにしないほうが良さそうだと思いました。

もう一度開脚してもらいます。

無理さが減りました。

次に確認したいのは、股下、太ももの内側で前後を縫い合わせる縫い目の位置です。

太ももの前後を縫い合わせていきます。

このときのテヤンはこんな様子です。

どんなポーズでもキメ顔でいてくれます。

股下まで縫いました。
さきほど縫った後ろ中心の股下の縫い終わりとぶつかるところまでです。
縫い終わりは玉止めにせず、返し縫いにして様子をみます。

後ろ側から見ると、こうです。

脚をまっすぐにおろして、様子をみます。

股下でもたつく感じはないです。
後ろ側の様子も見ます。

悪くなさそうです。

前股ぐりを縫います。
和服でこういうポーズを取ることもあまりないとは思いますが、腰を反らしてのび~っとしてもらいます。

「…かわいいなぁ…。」
角度を変えてながめたりして手が止まりそうになります。

縫うのはこの位置で問題なさそうですが、念のため、返し縫いしたところから長めに糸を残して切ります。

続きます