テヤンのステテコを作りました。
現在、テヤンの和装作りに取り組んでいます。
ステテコ作りはその一環です。
型紙も我流で作りました。
作業記録の画像があるので、記事にしてお伝えしています。
長いので、複数回に分けています。
前回はこちら
テヤンのステテコ1 その8
股下の縫いしろを割って、裾を折り返します。
裾を一周縫います。
押さえる程度でいいので、粗めです。
紐通し穴から2本取りにしたしつけ糸を入れ、一周通します。
完成品ではレース糸を使う予定ですが、今は型紙作りの段階なので、何か不都合があれば手でも切ることができるしつけ糸を使います。
糸を通し終わりました。
これをテヤンにはいてもらって、股の縫い合わせの位置をさぐっていきます。
その前に、テヤンにふんどしを作り、着けてもらいました。
ふんどしは、お洋服の「ブリーフ」や「パンツ」にあたります。
今後テヤンに着物を作って着せる予定でいますが、そのときは基本の下着である肌襦袢もステテコも、その下にはふんどしも着けた状態にするつもりです。
そんなわけで、ふんどしの上にステテコの素(? 何と呼ぶべきか定まっていません)を装着してもらいます。
この状態で、テヤンの動きを妨げずに、いろいろなポーズに対応できる股ぐり・股下にしていきます。
腰の紐を、きゅっと締めます。
ここは固定するつもりで、強めにします。
ちょうちょ結びで留めます。
テヤンにポーズを取ってもらいます。
和服を着たらこんな座り方はしないかもですが、とりあえず、長座位にしてみます。
かわいいです。ステテコを作るとか関係なく、長座位で座るテヤンがかわいいです。
作業を続けます。
このポーズだと、後ろの股ぐりはこれ以上幅を広げる必要がないことが分かりました。
縫い合わせの位置はここで確定です。
印を付けておきます。
付けやすいようにポーズを変えてもらいます。
後ろ股ぐりを、股の中央ギリギリまで、ピンクのしつけ糸で縫います。
糸は、印を兼ねています。
玉止めして、糸を切ります。
この作業中のテヤンは、こんなポーズでした。
こんなときでも口角が上がっているテヤンです。
ちょっと申し訳なく思いながらも、笑顔に感謝です。
続きます